トップページ > 技術解説 > 仕様変更
カタログに掲載している製品は当社の標準品ですので、ご要望によっては標準品では スペックが満たせない場合もあります。 そのような場合、ある程度の数量が見込めれば仕様の変更も可能です。是非、お問合わせください。 簡易な変更から新規開発まで対応いたします。 下の仕様変更の例をご参考ください。
吸引力や温度上昇に深く係わる消費電力は、銅線径や銅線巻数で変更可能です。
コイルに装着されているリード線にコネクタや端子を装着することも、安全のため一定温度で切れる温度ヒューズやサージ電流を吸収するダイオードなどをコイル内に装着することもできます。
ソレノイドはストローク(距離)が大きくなるほど吸引力は小さくなり、ストロークが小さいくなると吸引力は大きくなります。
一般的な吸引特性を線Aとしたとき、可動及び固定鉄芯の形状変更で他線のように変化させることができます。
実際にソレノイドを取り付け使用するには、可動鉄芯にE型止輪やスプリングピンなどを装着したりしますが、取付側にマッチした形状に変更をすることにより、さらに効率的な動作が得られます。
ソレノイドは鉄芯が動作する電気部品ですが、そのことにより可動鉄芯の表面処理が摩擦で徐々に剥がれます。
この「剥がれ」が動作を鈍くさせ、ソレノイドの寿命の大きな要因となります。
表面処理には一般的なニッケルメッキから摩擦力の小さなモリブデン処理やテフロン処理があります。