ソレコンソレノイドコンテスト
第2回(2015年)
投稿者 河島晋、酒井文也さん
パソコンで論文や重要な書類を書いている時にパソコンが突然止まってしまい、「ヤバい、データ保存してない…一日分の作業が無駄に…」なんていう経験、皆さんもあると思います。そんな事故を未然に防いでくれる画期的な発明品がこの『論文まもるくん』。キーボードの横に設置するだけで、自動的に「Ctrl」+「S」(保存を行うショートカットキー)を押して大事なデータを保存してくれます。これさえあれば、論文の保存をよく忘れてしまうあなたでも一日を無駄にすることはもうありません!
なぜ、こんなシンプルなことに気がつかなかったのか!パソコンが固まる事故を、シンプルなソレノイドの使い方で克服。世界中で売れる(?)可能性を秘めた作品ですね。ぜひ商品化を。
明和電機社長
土佐信道氏
投稿者 富山聴覚総合支援学校 高等部 機械科さん
11個のソレノイドをマイコン制御して動くピンボールマシンです。しくみはすべて自分たちのアイデアによるもので、試行錯誤しながら作り上げました。色とりどりの電飾や点数表示も備え、学習発表会でもお客さんに楽しんでもらえました。こだわりのものづくりに取り組んだ卒業製作品です。
なつかしのピンボールマシンを振るスクラッチ(一から全部つくる)方法で再現。オールドテクノロジーの機械だが、スマホのゲームになれた現代人にとっては、鉄球がバカスカ動く機構は新鮮。ソレノイドの本領が発揮された作品。
明和電機社長
土佐信道氏
投稿者 澤井 圭さん
ソレノイドが好きです。マイコンや組込機器への利用者の幅が広がり、電子デバイスの開発が誰でも行える時代になりました。シンプルな動作原理かつ、広い応用範囲を有するソレノイドは,様々なアイデアの実現に非常に有効なデバイスです。ソレノイドはフィジカルコンピューティングの分野において、親和性の高いデバイスだと感じています。そこで今回、御社のソレノイドを用いた「ゴマと塩の分離」過程を再現するスペシャルデバイス「ゴマ塩セパレータ」を作成しました。私は「喫茶店のゴマ塩」がいつのまにか分離してしまうことに興味がありました。複数の人間がごま塩の入った瓶を振って使うことで,少しずつゴマと塩の分離が起こります。叶うならば,分離していく様子を贅沢に見てみたい。そのような強い想いの中で,この度「ゴマ塩セパレータ」を作成するに至りました。 動作については,ゴマを分離することができるとともに,「クレイジーソルト」の「オレガノ」だけ分離することも確認致しました。動作モードでは,自動分離機能と木魚を用いた分離機能を実装しております。木魚を用いた分離(マニュアルモード)は,自分のリズムでソレノイドの動作に緩急を与えるようにしております。(リズミカル、かつ厳かに分離可能)動作の詳細については動画をご覧いただけますと、幸いでございます。ご多忙の中、恐縮でございますがご検討を宜しくお願い致します。
ごま塩と塩がゆっくりと分離されていくのを鑑賞する。そんな優雅な時間を楽しむ心意気は、茶の湯に通じるのではないか。「ごま塩派」という流派をつくったほうがいいのではないか。
明和電機社長
土佐信道氏
投稿者 さくらエレクトロニクスさん
リズムロック♪は楽しくひみつをロックします。あなただけのひみつのリズムでロックを解除することができます。今回の動画は、ピアノを演奏してロックを解除する”ひみつノート”、応用編として、手拍子のリズムでロックを解除する”プレゼントBox”の2作品です。タカハソレノイドはロック機構に使用しています。機構は3Dプリンタで作成しました。
自分だけがしっているリズムで鍵があく。なんてポエティック。スマホではあたりまえのセキュリティーロックを、ソレノイドを使ってリアルで再現。
明和電機社長
土佐信道氏
画像認識技術と、ソレノイドが合体した力作だが、なぜ「たけのこの里」なのか、という疑問で頭がいっぱいになる。いわゆるテクノロジーの無駄使いがすがすがしい一品。
明和電機社長
土佐信道氏
※あまりにバカバカしく役に立たないもの
とにかく外人に見せたい。トイレからシャワーが出るのを見て「オオ! ジャパニーズ・テクノロジーはスゴイデス!」と言っている彼らに見せたい。 バカバカしさが日本文化と合体した味わいがあります。
明和電機社長
土佐信道氏