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発想から設計、制作、そして安全性のチェックまでのプロセスが、味のあるナレーションで語られる。 「ものつくりのエッセンス」がぎゅっと詰まった作品。なんといっても磁力を測定する点など、全体にあふれる「孫への愛」に心を打たれます。やっぱり製品開発は「愛」ですね。
ソレノイドの直動運動をそのまま使うのではなく、「重力の移動」におきかえて運動させるという、「まわりくどい、回り駆動」の発想がすばらしい。ぜひ2号、3号と改良し、制御の精度もあげて、愉快な運動をする様子を見てみたい。
直動のソレノイドを使って円運動をさせる機構を、無駄なく、コツコツと制作。作者の回ったときの嬉しさが伝わってきます。
広島商船高等専門学校 ものづくり同好会 さん
スーパーカーケシゴムは本来,ボールペンのノックを使いとばすものですが,ソレノイドを使い,スイッチを押すことで飛ばせるようにしました。形が四角で安定しており,ボタン一つでポン,と飛ぶので操作性が良く,小さな子どもでも仲間外れになることなく遊べること間違いなしです。
「ゲームにソレノイドを使う」という発想が面白い。単純な使い方だが、商品化できるのでないでしょうか?ぜひ「BOXYボールペン」の方とコラボレーションして研究開発して欲しい。
香川高等専門学校電子システム工学科三崎研究室 さん
我々の研究室では鈴木楽器製作所のトーンチャイム、香川産出のサヌカイト(讃岐岩:sanukite)で作られた石の楽器をソレノイド(CBS1240)を使用し自動演奏する装置の開発を行っています。装置の構造は、パソコン上で楽譜から汎用性の高いMIDI信号を制御回路に出力し、ソレノイドにパルス信号を送り演奏を行います。最も工夫した点は消音型のソレノイドを使用せずに自動演奏するためにソレノイドの動作音を小さくした点です。試行錯誤しながら工夫し自動演奏に問題がない程度に動作音は小さくなりました。実際にこの装置を学校近くで開催されたイベントなどで紹介したところ「自動演奏でもCDでは味わえない生の演奏が非常にいい」とのご意見が多数得られました。送付しますDVDの中には「Jupiter」と香川高専詫間キャンパスが所在します三豊市の曲「七宝の風」の演奏を収録しています。皆様ぜひご視聴ください。
サヌカイトっていい音がしますね~。打楽器としてのソレノイドの特技をいかしてます。
Ittoku Kuwazu さん
本発明品は卓上を自由に動き回る奇天烈ロボットです。このロボットはプルソレノイドの振動で移動します。プランジャーにばねを取り付け、マイコンからプルソレノイドにON-OFFの矩形波を送ることで振動させています。電源はリチウムポリマー電池で、サイズは18×50×22mmです。1日で作製できるお手軽ソレノイドロボットです。
モーターのバイブレーションでよく見かける機構を、ソレノイドで行うアイデアが面白い。電子基板とコンパクトにまとめた点もキュートです。
世界初、マシュマロの発射装置。ばかばかしすぎる。ゲーム性もあるので、商品化できるのでは?「カキの種」を飛ばせば、飲み会の宴会グッズとしてもいけますね。